コロナは、もはや政府をとやかく言っても

首都圏は、９月１２日まで緊急事態宣言が延長になったらしい。
首相も何か言ったらしい。
しかし、テレビに映る首相の会見は最近は全て消音でやり過ごしているので、何をお話しされたのかは知らない。
でも、新しい戦略戦術に類するものは無かったようだ。
消音しておくと、ストレスにならない。
絶対お勧めだ。
そうは言っても、デルタ株は容易ならない強敵の様だ。
後遺症も一生残る場合もあると聞けば、政府がなんだ首相がなんだと、批判しても残念ながらどうにもならない。
自分だけは、なんとしても感染しないようにしないとならない。
もはや、自助努力をするしかない。
政府批判をしている暇はないのだ。
しかし、自助努力について、行政側の人が言うのは何としても許せない。
公助を棚に上げて、言う立場でないことは、常識の常識。

コロナ対策はこれしか無い

7月３０日、政府は緊急事態宣言の対象地域に埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を追加するほか、北海道、石川、兵庫、京都、福岡の5道府県に、まん延防止等重点措置の適用を決めた。
首相会見で「今回の宣言が最後となるような覚悟で」と話したが、国民に響く気配は薄いようだ。
首相に残された唯一の方法は、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」であろう。
何も難しいことはない。
知識も、技術も、お金も掛からず、高等な話術は寧ろマイナスになるくらいだ。
単に、思い切りだけである。
すなわち、いま首相が思っていること、考えていることを正直に全て国民に恥も外聞もなく話すことである。
例えば、オリパラを何とか最後までやりたいこと、ワクチンが遅れた理由と現状を全て話しこれに頼れないこと、今までは選挙を意識した政策となってしまっていたことから引退を覚悟で日本を守ることに専念することなどを、ご自分のお言葉で原稿などを見ずに、国民に協力を訴えることである。
いつものように口先だけの「出来ることはすべてやる」的な発言を止め、選挙前に配る予定だった３０兆円をすぐにでも、困窮する人々に活用することで、日本人ならば必ず共感を得られるはずだ。
成功すれば、浮かぶ瀬も見えてくるはずだ。

オリンピックを正しく評価しよう

日本は、自然災害に次から次と襲われてきた。
始末がつかない状態であるのに関わらず、完全にアンダーコントロールと世界に宣言した。
今度の、オリンピックは、多くの犠牲者の何かがコロナという日本にとっては未曾有とも言える困難を与えたのかもしれない。
まさかそんなこともないだろうが、多くの日本人は、ＩＯＣが大変な組織であることを知ることになった。
今回の試練からオリンピックマフィアの実態を世界に向けて報告する義務があるのではないだろうか。
今までに掴んだものは、ほんの一部である。
オリンピックが終わるまで、しっかりと闇の部分を観察する必要がある。
残念ながら、把握したとしても日本の国力では、ＩＯＣを変えることは出来そうもない。
最低限、オリンピック招致をＩＯＣが変わらない限り永遠に賛成しないための、データとする必要がある。
日本は、いつ何時大地震がくるやもしれず、火山が巨大噴火しないとも限らない、気象の変化で想定外の豪雨、熱波や寒波など、心配しないわけにもいかない。
いずれにしても、日本でのオリンピックは最後にするほうが良いかも。

コロナは自国だけ良ければ良いではダメ

世界には、イスラエルを筆頭にワクチンを他国より早く買い占めて接種し、成果を上げた国もある。
これが出来るのは、お金で有り、ワクチン製造国の利であり、政治力あっての事だろう。
日本はどうか。
ダイヤモンド・プリンセス号の一件で、政府の頭脳がパンクしてしまい近視眼的になってしまった結果、感染症への備えが経験的に弱かったことと相まって、総合的な戦略が疎かになってしまったのではとの懸念や、ワクチン開発に戦略的な配慮が欠如し対応が取れなかった等の事情等があるかと思われる部分もあるが、国からは、特に説明されていないので、実際は分からない。
結果として、オリンピック開催国としての責任を果たせるだけのワクチン接種はできなかった。
しかし、これは過去の事なので、しっかりと分析し次回に活かせる国になって頂くことに期待したい。
それよりこれからは、ワクチンは世界で必要な国へ必要な量を、配布しないとならないことを理解しないとならない。
これは、きれいごとで言っているのではない。
仮に、どこかの国で蔓延すれば、蔓延しただけ新たな厄介な変異株が発生する可能性がある。
1日でも早く、コロナを納めればそれだけ厄介な変異株の発生を防げるし、1日伸びればそれだけ厄介な変異株の発生する危険が高まるわけだ。
厄介な変異株で一番困るのは、今までのワクチンの効果が期待できなくなってしまうことだ。
まさに「COVAXファシリティー」を充実させ援助することは、自国民を守る戦いでもあることを、知るべきだ。

首相はオリンピックの開会宣言をしないとね

いよいよ無観客開催かと言われる状況になってきた。
いつの間にか、中止又は延期の話は見事はぐらかされてしまった。
しかし、開催にあたっての首相の意義目的スローガンの説明はまだ聞いていない。
復興五輪は、どうやらスルーになった。
コロナに勝利した五輪でもなくなった。
まさかIOCの存在を維持するための五輪でもないだろうし、スポンサーの為の五輪でもないだろう。
かといって、コロナの世界的蔓延を質に入れて選手の為の五輪と言われたら、選手はいたためれないだろう。
このようなゲスの考える余地を完全に排除するために、首相はこのところを今こそはっきりする責任がある。
首相は、他の人では代替がきかない、重責をお持ちのはずだ。
日本国は、オリンピック開催という晴れがましい大役を世界から指名いただいた。
しかし、まさに国力を削がれる役目となってしまった。
国力を落とさざるをえない、負荷を世界から掛けられ踊らされている。
国民の分断、オリンピック開催の戦費、政府行政の信頼感の失墜などは、国力ダウンのほんの一部だろう。

無観客でみてみたい

関係者だけで一般の観客を入れないのはおかしいなどと、言わないことにしよう。
是非、開会式は一般に遠慮せず、関係者のみを入れて開催してください。
もし、どうしても一般客を入れる場合には、招待客の区域を明確に表示してください。
決して反対ではありません。
この際、招待客の実態を世界が知る機会になる。
オリンピック憲章には美辞麗句が並び、今までは素晴らしい世界の祭典と思っていた日本人が、ほとんどだったのではないだろうか。
しかし、今回のドサクサで、そんなに美しいものでないことを、感づいてしまいました。
なので、開会式でその実態の一部だけでも、ご披露をお願いしたらいかがでしょうか。

避難指示の発令は機械的にできないか

熱海市長さんは、状況を判断した結果発令を見送った。
状況の説明を聞くと、そうなるのも無理ないなとも思ってしますところだが、結果的には判断ミスであった。
気象庁は、自治体ごとの事情を熟知していないため、首長が判断するのはやむを得ないわけだから、なんとかしないとならない。
熱海市のハザードマップをみると、土石流警戒区域は１箇所や２箇所ではなく数え切れないほどある。
それほどあるのに、発生したのは１箇所だけなわけで、もし発令していたら他の地域は空振りとなるわけだし、首長の正常化バイアス的な傾向になるのは理解できる。
しかし、空振りは良いけど三振はだめだとなれば、自治体は予め発令する場合の条件を文書化し、そこに住む住民にしっかりと説明して、理解してもらって置く方法が良いのではないだろうか。
その条件は、それぞれの危険区域ごとに設定する必要があるはずだ。
熱海で言えば、７〜８０の基準書を準備しないとならない。
また、設定した基準も、例えば今回のように盛土などの土木工事がされた場合は、見直しをしないとならないのは、勿論である。
この準備ができれば、首長が出張中でも代行者が機械的に発令できる。
精神的な負担も軽減できるので、お勧めである。

安全な大会は可能だけど、安心できる大会は不可能？

バカの一つ覚えとまでは失礼でとても言えないが、安全安心と随分気楽に使っておられる。
まず、この言葉を発している方に質問がある。
まず、誰にとって「安全安心な大会」と認識されているのでしょうか。
こんなことは言うには及ばないよ、日本国民だし、大会関係者であり、海外も含めた全選手、報道関係者だし、日本に送り出した国元の家族を含む関係者たりだよと仰るだろう。
たとえば、日本国民だけとっても、開催反対が直前まで過半数を超えていた事実を考えれば、賛成の方を除いて「安心」できないからであり、これからの活動で解消などとてもできるとは、主催者サイドでも思ってなどいないだろう。
だとすれば、「安全な大会」はできても、安心な大会は放棄したわけだから、これからはこの四字熟語は、まやかしになるので、正直に使うのはやめたほう良い。
もともと、「安心」は心の問題なので、隠し事をやめ誠心誠意説明し尽くさないとならない。
今更、主催者側にはその余力はないだろうから。

無観客がよろしいかと

いよいよデルタ型の脅威が心配されるようになってきたようだ。
観客を入れて開催し、途中でしっちゃかめっちゃかにでもなって、無観客に変更せざるを得なくでもなったら、大変だ。
なまじのスケベ根性を、国の内外を問わずから笑われる羽目にならないだろうか。
腹を決めて、パラリンピックが多少のトラブルはあっても最後まで競技が終わるのだけを、目標に設定した方が良いのではないだろうか。
日本人だけ観客を入れるのは、第一にフェアでないような気もする。
日本人は、日本の選手だけに声援を送るような思いやりのない行動はしないとは思うが、サッカーなどの国対国の種目では、保証しきれない。
フェアにするなら、少なくともこの種の競技は無観客にすべきでないだろうか。
選手は、応援になるというけど、ガランとした観覧席と静まり返った状態は、さほど応援にもならないだろうし、無観客でも納得くしてもらえるのでなと思う。
選挙を控ええる政治家さんにとっても、無観客は決して大きなマイナスのはならないはずだ。

中国ワクチンでは集団免疫はできない？

中国製ワクチンの有効性は５０％台と報じられている。
集団免疫は、集団の７０％台が免疫を持つことが必要だと言われている。
中国製は、全国民が接種したとしても、５０％台の免疫しか得られないのだから、集団免疫に必要な７０％には到底到達しない事になる。
したがって、集団免疫の７０％を得るには、免疫が得られなかった国民の２０％以上がコロナに感染し、免疫を獲得してもらわないとならない。
日本で言えば、２０００千万人から３０００万人が感染するまでは、集団免疫が得られないことになる。
となると、中国ワクチンを使うとしても、当面の間に合せと言えるかもしれない。
ところで、オリンピックで入国する選手、役員、記者等々の方々が、もし中国ワクチンとなると、すごく心配だ。
思い違いなら良いのですが、どうだろうか。