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大国のゼロコロナは、本当に可能なのだろうか [時事雑感]

大国の代表としてオリンピック開催国で、考えてみたい。
火山爆発で救助活動が必要になっているトンガは、ゼロコロナが絶対であることを、最近知った。
住民の持つ免疫が少なく、万一新型コロナが入ってきてしまった場合、どのようなことになるか予測もできないと言われる。
トンガであれば、陸続きで接するところもなく、全て海で囲まれていることから、外国と接する国の入り口をピンポイントで管理すれば良いことになる。
しかし、世界第2位のGDPを誇る大国中国では、外国との接点が無数にあるような状況では、トンガのような管理は難しいかもしれない。
もしかすると、世界のコロナが収まらない限り、厳重な管理をやめられない可能性が強い。
となると、経済は相当な影響が出てしまう可能性がある。
コロナ前からのリピート品の輸出入や国内取引は問題ないだろうが、新たな商売となると顧客との密接な情報交換が必要になりそうだから大きな困難が予想され、新たな契約には大きな障害となる可能性がある。
国際情勢のリスク分析を手がける米コンサルタント会社「ユーラシア・グループ」が世界「10大リスク」1位は中国の「ゼロコロナ政策」失敗としたが、失敗するわけには行かない。
考えられる対策としては、オリンピック終了後に方針変更する方法もあるかもしれないが、ゼロコロナで徹底的な対策して中国方式に強い誇りを持っている国民をどのように説明するかが、大問題となる。
国民の意識のイナンシャは、たいへん大きな力となっているので、政権維持に想像以上のパワーを消費する可能性がないとは言えない。
となると、効果が限定的な自国ワクチンに代えて、 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンを、全力で自国開発し接種する方法もあるが、世界第1位14億人の接種は並大抵ではない。
ワクチン供給ができたとして、毎日1000万人4ヶ月接種したとして12億人になる。
これもかなりの困難が予想されるが、政治体制を考えると実現できないとは言えないかもしれない。
外野の浅知恵では、この程度しか考えならないが、取越苦労に終わることを世界経済のために強く願いたい。




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