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避難指示の発令は機械的にできないか [時事雑感]

熱海市長さんは、状況を判断した結果発令を見送った。
状況の説明を聞くと、そうなるのも無理ないなとも思ってしますところだが、結果的には判断ミスであった。
気象庁は、自治体ごとの事情を熟知していないため、首長が判断するのはやむを得ないわけだから、なんとかしないとならない。
熱海市のハザードマップをみると、土石流警戒区域は1箇所や2箇所ではなく数え切れないほどある。
それほどあるのに、発生したのは1箇所だけなわけで、もし発令していたら他の地域は空振りとなるわけだし、首長の正常化バイアス的な傾向になるのは理解できる。
しかし、空振りは良いけど三振はだめだとなれば、自治体は予め発令する場合の条件を文書化し、そこに住む住民にしっかりと説明して、理解してもらって置く方法が良いのではないだろうか。
その条件は、それぞれの危険区域ごとに設定する必要があるはずだ。
熱海で言えば、7〜80の基準書を準備しないとならない。
また、設定した基準も、例えば今回のように盛土などの土木工事がされた場合は、見直しをしないとならないのは、勿論である。
この準備ができれば、首長が出張中でも代行者が機械的に発令できる。
精神的な負担も軽減できるので、お勧めである。
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