交通事故を考える [知恵]
どなたもご存知の話だが、前年度比で同じような人数の方が、残念ながら亡くなられておられる。
事故1件1件の発生原因を聞けば、運が悪く、誠にお気の毒な状況の中で亡くなられている。
しかし、毎年徐々に増加したり、減少したりしているが、同じような人数の方が、犠牲になっておられるということは、マクロ的にみれば、この日本の交通事情の中に、それだけの犠牲者が出る危険が、確率論に従って冷徹にも発生していると言うことである。
事故死発生の危険性は、道路のようなハードの側面と、そこに存在する人間のソフトの側面から、決まってくるわけで、日本全国どこでも、又どの人でも同じと言うわけではない。
ある危険な交差点で、危険運転の常習者と危険運転の常習者が出会った場合、季節・時間帯・気候等を含めた広い意味でのタイミングしだいで死亡事故になるということだ。
また、いつもは安全を心掛けていても、陥りやすい人間特有のエラーや、出会ってしまう相手側の危険要素のため、あるタイミングで不幸に見舞われないとも限らないが、危険な運転を繰り返している人は、最悪のタイミングに遭遇してしまう確率が高いことは、間違いない。
高を括っていると、いつか家族を不幸のどん底に突き落とすことになってしまう。
コメント 0