いけない事だがこの程度は、・・。(破れ窓理論?) [社会雑感]
公園に蛇口があり、注意事項が掲示してある。
「公園利用者用の水道です」
しかし、周囲の家庭菜園を耕作している分別ありげの年配の方が、水を汲んでいく光景をみかける。
家から重い水を持って来られないという、事情があるのかもしれない。
自動車は黄色信号は勿論、赤信号に変わっても通り抜け、踏み切りではノーブレーキ状態で通過する。
多くの人は、色々な事を「いけない事だがこの程度なら良いだろう」と考えて、判断し、今の状態になった。
しかし、「この程度は良いだろう」は、エスカレートする傾向があり、順法精神を麻痺させ、重大な問題に繋がっていく可能性がある。
ニューヨークで知られることになった、破れ窓理論で説明される状態だ。
取り返しのつかない社会になる前に、また自身が痛い目に合う前に、「まあこの程度は構わないだろう」とタカを括らず、行きたいものだ。
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