社会の階層化は進むのだろうか [社会雑感]
敗戦でそれまであった社会体制から、アメリカの占領から始まった現在の社会体制もかなりの時間が経過した。
景気が良かった時期は、目立たなかった失業者等、社会から少し外れた人たちの顕在化がある。
人は、失業者か否かを一つの尺度として、見ることになってしまった。
他にも尺度は、経済力、学歴、職業、勤務先、職位、見てくれなど数限りなくあろうが、人は無意識の中で、自分の尺度で自身をはかり、又他人をはかる。
そして、きれいごとでは否定されても、実際はその結果を元に行動してしまう。
この結果、遠心分離機に掛けられた物質のように、徐々により分けられ、更に子供の代、孫の代、ひ孫の代と代替わりのたびに、階層化が純粋化されて行くなどと言うことになるのだろうか。
そのようになれば、上流階層と一方で弱者階層が生まれるのだろうか。
社会保障も限界があり、弱者は自然界の淘汰の掟にさらされるのだろうか。
社会体制の変更以外に、この矛盾を突破する方法はあるのだろうか。
コメント 0